ヘッドシェル
「ヘッドシェル」について、DJ用語の意味などを解説

ヘッドシェルとは、ターンテーブルのトーンアームとカートリッジを接続する為に必要なものであり、カートリッジを取り付け、トーンアームに接続する部分のこと。通常ターンテーブルに付属品として付いている。
ヘッドシェルは、カートリッジを確実に固定し、トーンアームとの接続を安定させる役割を持つ重要なパーツである。これにより、レコード溝から拾った微細な音溝信号を正確にカートリッジに伝えることができ音質やトラッキング精度に直結する。
また、ヘッドシェルは着脱可能な設計になっていることが多く、カートリッジを簡単に交換したり、異なる針圧や特性のカートリッジを試すことができる。
DJプレイの現場では、スクラッチやトリックプレイでヘッドシェルの接続が緩むと音飛びの原因となるため、しっかりと固定されていることが重要である。
さらに、軽量で剛性の高い素材が使用されることで、振動やブレによる音の歪みを最小限に抑えることが可能である。ヘッドシェルは単なる付属品ではなく、音質と操作性を左右するDJ機材の重要構成要素である。
「ヘッドシェルとは」DJ用語としての「ヘッドシェル」の意味などを解説