マッシュアップ
「マッシュアップ」について、DJ用語の意味などを解説
マッシュアップとは、2つ以上の曲のアカペラやインストゥルメンタルを混ぜ合わせ、一つの曲にする音楽の手法。
ブレンドに似ているが、相違点として、ブレンドはDJプレイ中に混ぜて曲を作り出す技法であり、マッシュアップは、DJプレイ以前に曲として出来上がっているといえる。。
マッシュアップとは、複数の楽曲の要素を組み合わせて新しいトラックを作る手法である。通常は一曲のボーカルと別の曲のインストゥルメンタルを重ねる形が多く、DJやプロデューサーがクラブでのプレイやリミックス制作の際に用いる。
既存曲を単に繋ぐのではなく、異なる曲のリズムやメロディを融合させることで、オリジナルでは得られないグルーヴやサウンドの化学反応を生み出す。
クラブシーンにおいては、マッシュアップはフロアを盛り上げる強力な手段となる。観客が知っているメロディやフックを意外な組み合わせで聴くことで、新鮮な興奮を与えつつ、スムーズなミックスの一部として機能させることができる。
制作技術としては、BPMの調整やキーの合わせ込み、EQやフィルターでの音色補正などが重要であり単なるトラックの重ね合わせ以上の創造性が求められる。
「マッシュアップとは」DJ用語としての「マッシュアップ」の意味などを解説